Chuuk Wreck Diving Tour
What is Chuuk?
かつての戦火を静かに湛えるチューク環礁(旧トラック環礁)は、世界中のダイバーを惹きつけてやまない“沈船の聖地”です。
約40隻もの沈船が環礁の内側に眠っており、その多くが第二次世界大戦当時の日本の艦船。内部には日本語の計器や、当時の企業ロゴなどがそのまま残されており、まるで時が止まったかのような異空間が広がっています。
この場所は、単なるレックダイビングポイントではありません。かつての歴史の一部に、あなた自身が触れることのできる、水中のタイムカプセルなのです。
沈船の多くは環礁内にあり、外洋のうねりや強い潮流の影響を受けにくく、年間を通じて安定したダイビングが楽しめます。透明度も高く、水中に降り立った瞬間、巨大な船体全体が視界に広がる——そんな圧倒的な景色に出会えることも珍しくありません。
水深は、比較的浅い船で20~35m、ディープな船では45~60m。いずれも全長100メートル級の大型船ばかりで、外観だけでも十分に迫力がありますが、内部にはさらに驚くべき光景が待っています。
スキルに応じてペネトレーション(船内進入)も可能で、ダイバーだけが見られる秘密の空間が広がります。機関室やエンジンルーム、医療器具、計器類、砲弾、食器……。かつての人々の営みや戦争の痕跡が、そのままの姿で今なお水中に佇んでいるのです。
甲板には、砲塔の代わりに搭載された戦車や、戦没者を弔う記念碑、さらには茶器までが並べられており、これらはすべて、“見た人の記憶に一生刻まれる光景”となるでしょう。
チュークは国ではなく、ミクロネシア連邦に所属する「チューク州」です。ダイビングの拠点となるのは、州の中心地である「ウエノ島」。
この島は、第一次世界大戦後から第二次世界大戦終結まで日本の統治下にあり、日本語の地名や姓が今でも残っています。現在でも日系ミクロネシア人が人口の2割を占めているとも言われており、どこか懐かしさを感じさせる空気があります。。
宿泊は、チューク唯一のリゾートホテル「ブルーラグーンリゾート」にご案内しています。
ブルーラグーンリゾートには、レストランやバー、WiFi、ランドリー、売店、サロン、ミニスーパー(VINSマーケット)などが完備され、ダイビングサービスも併設されていますので、滞在中も快適にお過ごしいただけます。
日本からチュークへは、基本的にグアム経由の乗継便を利用します。チュークへ向かうフライトは、ユナイテッド航空の「アイランドホッピング便」と呼ばれる特別な路線で、チュークはその最初の到着地ではありますが、飛行機の窓からは太平洋に浮かぶ島々を眺めることができます。
往路(東京→グアム→チューク)
羽田空港を深夜(23:35)に出発し、翌日の昼前にはチュークに到着できます(火・水・金・日曜出発)。
復路(チューク→グアム→東京)
日曜の夕方または深夜(月曜1:55発)の便で出発します。
※ 夕方便は乗継がタイト(約2時間)なため、飛行機遅延には注意が必要です。
※ 深夜便であれば乗継は約3時間半と余裕がありますが、到着空港は成田となります。
この海域は、レックダイビングを愛するすべてのダイバーにとって、人生で一度は訪れるべき場所です。 ただ潜るだけではなく、歴史を感じ、心を震わせるようなダイビング体験が、ここにはあります。
2ダイブ×5、合計10ダイブ
※ 往路は、火曜日に移動開始や水曜日に移動開始も可能です。
※ 復路は、乗り継ぎの都合上原則として日曜日になります。その他の曜日の場合、グアムで一泊が必要となります。
※ グアムでの乗り継ぎ時には米国ビザ・米国ビザ免除プログラム「ESTA」・グアムー北マリアナ諸島連邦電子渡航認証「Guam-CNMI ETA」のいずれかと、税関申告書(電子税関申告書「EDF」)が必要となります。
※ ホテルは、ご自分で「ブルーラグーンリゾート」を予約下さい。
税別 537,500円(税込み 591,250円)
+ インストラクター費用按分
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