Hirobe Gama

ヒロベガマ 沖縄本島ケーブダイビング

沖縄本島最大のケーブ

沖縄本島・恩納村に位置する「ヒロベガマ」は、1998年に広部俊明氏によって発見された、全長400メートルを超える沖縄本島最大のケーブ(海中洞窟)です。
洞窟内には、かつて陸地だった頃に形成された鍾乳石も残されており、ここでしか見られない神秘的な景観が広がっています。また、新種の生物が発見されるなど、学術的にも注目されている場所です。

ヒロベガマ

  • シーズン : 5月後半~10月/北風が弱い日
  • アクセス : 恩納村の港から10~15分
  • 難易度 : ★★★☆☆~★★★★☆
  • 水深 : 36~20m
    最大水深 36m
    平均水深 25m
  • 必要ライセンス : 
    TDI フルケーブダイバー、GUE Cave2または同等ランク
    TDI 減圧手順、PADI Tec 45、GUE Tech1、または同等ランク
    推奨:TDI ステージケーブダイバー

※ DIVE Explorersで半年以内にダイビングを実施されたことの無い方は、チェックダイブを事前に行わせていただいております(別途費用)。
※ 上記の難易度や必要ライセンス等は、DIVE Explorersが独自に定めたものです。

ヒロベガマの地図上の場所

ヒロベガマへは、恩納村周辺の港からボートで約15分。入口は水深約35メートルに位置しています。
内部に入ると少し水深は浅くなり、水深は約25メートルとなります。

ただし、恩納村一帯の海域は北向きに開けているため、北風が強い冬季には潜ることができません。例年、潜水できるシーズンは5月後半から10月頃までとなります。

ヒロベガマの通路

入口はダイバーが身体をねじ込むようにして入る狭さですが、一歩中に入るとダイナミックな空間が広がります。
壁や天井には鍾乳石が残され、太古の地形変化を目の当たりにすることができます。

ヒロベガマの大ホール 恩納村の水中鍾乳洞、ヒロベガマの空間と鍾乳石

入口から200メートルほど進むと洞窟は徐々に狭くなり、底には細かいシルトが堆積しているエリアとなります。
さらに、呼吸の泡などで天井の堆積物が落ちてきて視界が真っ白に濁る「パーコレーション」という現象も起こるため、ラインがなければ安全に帰還することはできません。ここから先は、ケーブダイバーの中でも特に限られた経験者のみが挑める領域です。

ヒロベガマの通路は、奥に行くと徐々に狭くなり、シルトの量も増してくる。

ヒロベガマ内部へのご案内は、フルケーブダイバー以上のライセンスをお持ちの方に限らせていただきます。

また、シルトが多く視界不良になりやすいエリアへのご案内は、ステージケーブダイバー以上のライセンス保持者で、なおかつ十分な経験を確認できる方に限定しています。

ヒロベガマは入口の狭さやシルトの多さから、安全に潜るためには高い技術と経験が欠かせません。
一方で、日本の海中ケーブとしては比較的水深が浅いため、減圧に必要な準備が少なく、フルケーブダイバーが次のステップに挑戦するには絶好のポイントといえるでしょう。

神秘的な地形と独特の雰囲気を味わえるこのケーブは、間違いなく特別な体験を与えてくれるはずです。安全に探検できる仲間と共に、ぜひ挑戦してみませんか。

ヒロベガマのガイド費や海洋費などのダイビング費用

種類 費用
ガイド費

30,000円(税込 33,000円)
※ 減圧+オーバーヘッドの場合

海洋費 25,000円(税込 27,500円)
合計

55,000円(税込 60,500円)

別途費用
  • ・ガス費用
  • ・乗船費(チャーター費用の按分)
  • ・施設利用費(必要な場合)
  • ・マンツーマンで減圧ガスを使用する場合、インストラクターの減圧ガス費用
  • ・遠方の場合、インストラクターの交通費および宿泊費

※ 上記の合計金額をお振込み後に予約完了となります。

※ お支払い後の費用の返金はいたしません。ツアー以外の場合、開催の30日前までにお申し出て頂ければ費用無く日程を変更させていただきます。

※ 実施する内容によってガイド費が変動します。詳しくは各トレーニングのトップページをご確認ください。

※ 器材のレンタルが必要な場合、別途費用がかかります。