Inazumi Underwater Cave Diving Tour
What is the Inazumi Underwater Cave?
大分県豊後大野市、山深くに佇む稲積水中鍾乳洞。
その形成は極めてユニークで、阿蘇山の噴火によって川がせき止められ、山肌にあった鍾乳洞が水没。その後、再び川が侵食を進めることで一部が空気中に露出した――自然の力が織りなした壮大なドラマが、この洞窟の始まりです。
1976年に潜水調査が始まり、現在では1,000メートル以上の水中洞窟が確認されています。まさに「日本最長」の名にふさわしいスケールを誇るフィールドです。
※ 本ページの画像および動画の撮影にあたっては、稲積水中鍾乳洞または別府タワーのご協力をいただいております。
地上に露出した一部は観光鍾乳洞として整備され、多くの人々に親しまれています。
近年では流れる冷水が“サウナ後の水風呂”としても利用されていますが、私たちダイバーはさらにその奥深く、水中の闇へと挑むことになります。
水温は年間を通して約15~16度。これは前述のとおりサウナの水風呂と同等の水温で、しっかりとした防寒対策が必要です。
特に洞窟の奥を目指すような、長時間のダイビング時間が想定される場合は、ヒーターを装着してダイビングすることを推奨します。
稲積水中鍾乳洞のダイビングルートには、ダウンストリームとアップストリーム(下流側と上流側)があります。
ダウンストリーム側の平均水深は数メートル程度と浅く、そのまま水は川となって洞窟の外に流出しています。初めて稲積に挑む方が“慣らし”として潜るのに最適でしょう。
アップストリーム側は本格的なケーブダイビングの世界。
内壁は水流に削られ、チューブ状の通路が迷路のように張り巡らされています。一般的な平面的な鍾乳洞とは異なり、上下にも分岐する複雑な地形はまさに「地底の迷宮」と言えるでしょう。
稲積水中鍾乳洞の内部の水は、泉のように水が留まっているのではなく、地下を流れる地下河川になっています。
従って内壁は水流で削られており、通路は水の流れに沿ってチューブ状の迷路のように伸びています。
入口からプライマリーラインを引いてパーマネントライン(常設のライン)に結び、さらに10分ほどでパーマネントラインの終点に到達します。
イントロケーブダイバーが入れるのはここまででりますが、フルケーブダイバー以上の認定を持つ者は、ギャップを越えてさらに奥へ――そこから300メートル、さらに数百メートルと、経験に応じて迷宮の奥深くへ挑むことが可能です。
4泊5日、1~2ダイブ×3日間
税別 180
,000円(税込198,000円)
+ 以下に記載のある諸経費
+ インストラクター費用の按分
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