CCR Advanced EANx Diver

CCR アドバンスドナイトロックス ダイバー

CCR アドバンスドナイトロックスダイバーは、リブリーザーで減圧を実施するための入門となるコースで、減圧ガス1本をベイルアウトガスとして携行することを学ぶコースです。基本的にはRec CCRからのアップグレードのためのコースですが、すでにオープンサーキットで減圧の経験が充分にあり、かつ、他のリブリーザーユニットで同等の資格を持っている方は当コースを初回のコースとしてリブリーザーのユニットのクロスオーバーが可能です。

レクリエーショナルリブリーザーのライセンスの認定を取得するとできるようになること

認定後、下記の制限および自らの経験を超えない範囲でダイビングが可能となります。

  • 水深40m以内
  • 減圧用のベイルアウトガスは1本まで
  • デュレントの酸素濃度は20%~40%
  • トライミックスの使用不可

リブリーザーの講習を受講するために必要な前資格や前条件

  • 18歳以上
  • ダイバーメディカルの提出
  • SDI オープンウォータースクーバダイバー、もしくはPADI オープンウォーターダイバー等の同等資格
  • TDI アドバンスドナイトロックスダイバーまたは他団体の同等資格
  • TDI 減圧手順またはヘリトロックス、または他団体の同等資格
  • このコースをサイドマウントで行う場合、TDI サイドマウントダイバーまたは他団体の同等資格

クロスオーバーの場合

  • 他のCCRの機種でCCR アドバンスドナイトロックス ダイバー以上の認定を保有していること
  • 他の機種で、20ダイブ&20時間以上のリブリーザ―の使用経験があること

※ 上記の前条件を満たしている場合でも、インストラクターの判断により、事前にトレーニングダイブを必要とする場合や、受け入れができない場合があります。

※ 上記には、DIVE Explorersが独自に追加しているものがある場合があり、また、インストラクターの裁量で前条件を追加することはエージェンシーから認められています。

Rec リブリーザーアドバンスドナイトロックスのトレーニングコースの概要

所要時間

<Rec CCRからアップグレードの場合>

  • 海洋:5ダイブ/300分(限定水域を含む)
  • 日数:学科・実践応用(陸上ドリル)1日+海洋3日

<クロスオーバーの場合>

  • 海洋:8ダイブ/480分(限定水域を含む)
  • 日数:学科・実践応用(陸上ドリル)1日+海洋5日

※ 上記の所要時間は最低日数および時間です。上記の日数に加えて講習日が必要になる場合は、所定の追加講習費用がかかります。(何らかの事情により、既定日数内に既定のダイブ数を行えなかった場合も含みます。)

※ DIVE Explorers以外で購入された器材のコンフィギュレーションには別途費用を頂戴いたします。

講習内容、基準(概要・抜粋)

  • リブリーザーの仕組み
  • リブリーザーの構成パーツ
  • リブリーザーのメリットとデメリット
  • リブリーザーの歴史
  • 今回の器材の構成と特徴
  • ビルドチェック・プレダイブチェック
  • 酸素中毒・低酸素
  • 呼吸ガスとデュレントの選択
  • リブリーザーの限界
  • リブリーザーでのダイブプランニング
  • 減圧を踏まえたダイブプランニング
  • 複雑なトラブルマネジメント
  • ベイルアウト時の減圧

※ 上記には、DIVE Explorersが独自に講習内容として追加しているものがある場合があり、また、インストラクターの裁量で講習内容を追加することはエージェンシーから認められています。

※ エージェンシーに定められた基準を満たした上で、インストラクターの判断で講習の内容は変更・追加される場合があります。

IANTD CCRアドバンスドナイトロックスダイバーコースに対するインストラクターのコメント

リブリーザーで実践的な減圧を行う初級となるコースです。減圧ガスの取り回しや減圧を踏まえたリブリーザーのダイブプランのたて方、より複雑なトラブルシューティングなどを学習します。

ただし、DIVE Explorersでは、特にリブリーザーにおいては複雑な状況判断が必要になる場合が多いことや、オープンサーキットよりも呼吸抵抗が大きいため呼吸ガスの密度を下げる重要性が高いことから、30メートル以深へのダイビングにはデュレントにトライミックスを使うことを強く推奨しています。

30メートル以深での減圧ダイビングを前提とする方は、CCR Adv. Rec Trimix コースの受講をお勧めいたします。

 リブリーザーライセンス講習の講習費や海洋費などのトレーニング費用

種類 費用
講習費 140,000円(税込 154,000円) ※合計4日間
  • クロスオーバーの場合、220,000円(税込242,000円) ※合計6日間
海洋費 66,000円(税込 72,600円) ※合計3日間
  • クロスオーバーの場合、110,000円(税込121,000円) ※合計5日間
※ 開催地によって変動します。
二酸化炭素吸収剤 17,160円(税込 18,876円) ※ 2.2kg×3回の場合
ボート乗船料 10,000円(税込 11,000円) ※ 2ボート×1日間の場合
合計 233,160円(税込 256,476円)
  • クロスオーバーの場合、340,000円(税込374,000円)
別途費用
  • ガス費用
  • 二酸化炭素吸収剤
  • マンツーマンで実施する場合、インストラクターの二酸化炭素吸収剤費用
  • 施設利用料
  • (ボートの場合)乗船料
  • 合格後の申請費
  • 遠方での開催の場合、インストラクターの交通費および宿泊費
  • マンツーマンで実施する場合で減圧ガスを使用する場合、インストラクターの減圧ガス費用

※ 上記の合計金額をお振込み後にコーススタートとなります。

※ お支払い後の費用の返金はいたしません。

※ 各ダイブポイント毎の海洋費の詳細は、各コースのトップページをご確認ください。

※ 各コースにおいて規定日数を越えた講習を行った場合、追加で費用が発生します。何らかの事情により、規定日数内に規定ダイブ数を満たせなかった場合でも追加講習費が発生します。

※ 器材のレンタルが必要な場合、別途費用がかかります。