PADI テクニカルレック

認定後、下記の制限および自らの経験を超えない範囲でダイビングが可能となります。

• 自身の認定の制限内の深度
• 沈船内で生命維持具を外さないこと

• 18歳以上
• ダイバーメディカルの提出
• PADI TecRec Tec50、TDI エクステンドレンジ、または他団体の同等資格
• 少なくとも100ダイブ以上のログブックによる経験の証明

※ 上記の前条件を満たしている場合でも、インストラクターの判断により、事前にトレーニングダイブを必要とする場合や、受け入れができない場合があります。

所要時間

• 学科・実践応用・ブリーフィング：8時間
• 海洋：6ペネトレーションダイブ＆2減圧ダイブ
• 日数：学科＋実践応用（陸上ドリル）1日＋海洋5日

※ 上記の所要時間は最低日数および時間です。上記の日数に加えて講習日が必要になる場合は、所定の追加講習費用がかかります。（何らかの事情により、既定日数内に既定のダイブ数を行えなかった場合も含みます。）

※ DIVE Explorers以外で購入された器材のコンフィギュレーションには別途費用を頂戴いたします。

講習内容、基準（概要・抜粋）

• の内容に加え、
• レック外への減圧ガスの設置
• 複数の減圧ガスを使用した減圧
• より適切なラインの展開
• マイナーリストリクションの通過
• 通過することで視界を喪失する通路の通過

※ 上記には、DIVE Explorersが独自に講習内容として追加しているものがある場合があり、また、インストラクターの裁量で講習内容を追加することはエージェンシーから認められています。

※ エージェンシーに定められた基準を満たした上で、インストラクターの判断で講習の内容は変更・追加される場合があります。

テクニカルレックダイバーコースは、減圧潜水を前提とした沈船へのペネトレーションを学ぶコースです。

世界の沈船は30mを越える深度に進んでいるものが多く、沈船の内部への進入を行うとほとんどの場合では減圧が必要となります。テクニカルレックコースでは、それを踏まえた大深度でレックダイビング特有のリスクやスキルを学習していきます。

また、沈船の内部にはシルトが堆積している場合も多く、内部へのペネトレーションの際には容易に視界を喪失するリスクがあります。そのような場合にも安全に脱出できるよう、ゼロビジビリティのシナリオ等も実施してスキルに磨きをかけていきます。