USS LST-447

LST 447 沖縄本島ダイビングポイント

沖縄県・ケラマ諸島に沈む戦車揚陸艦

LST-447は第二次世界大戦の終盤に日本軍によって撃沈された、アメリカ海軍の戦車揚陸艦(Landing Ship, Tank)です。1945年4月6日に沖縄県の慶良間諸島近辺で日本軍の特攻を受けて大破し、翌日に同海域で沈没しました。

USS LST-447

  • シーズン : 小潮から長潮までの流れの少ない時期(お問合せ下さい)
  • アクセス : 沖縄県那覇近辺の港から船で40~50分
  • 難易度 : ★★★☆☆ ~ ★★★★☆
  • 水深 : 38~43m
  • 必要ライセンス : AOW、ディープSP、エンリッチドエアSP
    減圧潜水の場合、TDI 減圧手順/PADI Tec45
    内部進入の場合、TDI アドバンスドレック/PADI テクニカルレック
  • 推奨 : ドリフトSP、DSMB(ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ) SP
  • 注意 : 潜降ロープやブイは無く、流れも強いため一気に潜降を行い、ドリフトで浮上します。

※ DIVE Explorersでダイビングを実施されたことの無い方は、チェックダイブを事前に行わせていただいております。
※ 上記の難易度や必要ライセンス等は、DIVE Explorersが独自に定めたものです。

現在も原型の美しさを保つ、日本有数の沈没船

LST-447の地図上の場所

沈船LST447の内部

LST-447は、水深43mに船底を上に向けて逆向きに沈んでいます。船尾にはプロペラが崩れずに残っており、ダイバーと比較するとその大きさをよく感じることができます。

ケラマの沈船の船内の図 LST447にペネトレーションを行うサイドマウントのテクニカルダイバー

USS LST-447が沈められた海域は流れが速く、また沈船がある場所も深いために高いスキルが必要となります。DIVE Explorersでは安全と最深部でのダイブタイムの確保のため、USS LST-447へのダイビングはレクリエーショナルダイビングであってもディープSPとエンリッチドエアSPをお持ちの方にのみガイドさせていただいています。
また、ドリフトでの浮上となることやガイドとはぐれたときのため、ドリフトSPおよびDSMB(ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ) SPの取得を推奨させていただいています。

狭い通路を通り抜けるレックダイビング 沈船に差し込む太陽光が美しい
LST447への内部へ侵入するペネトレーションを行っているテクニカルダイバ―の図

沈潜の内部に進入することが可能なエリアもありますが、船体に触れると崩落や内部構造を破壊する恐れがあるため、自分の安全と環境の両方を守ることができるダイバーにのみ案内を行っております。

特に沈船の狭い区画への進入は、アドバンスドレックまたはその同等資格の認定がある方にのみガイドさせていただいています。細い通路の中には船のエンジンルームも壊れずに残されています。

LST-447へのダイビングは、可能な日程が限られています。興味のある方は早めにお問合せ下さい。

LST447のガイド費や海洋費などのダイビング費用

種類 費用
ガイド費

レクリエーショナルダイビング
:12,000円(税込 13,200円)

テクニカルダイビング
:22,000円(税込 24,200円)

海洋費 30,000円(税込 33,000円)
合計

レクリエーショナルダイビング
:42,000円(税込 46,200円)

テクニカルダイビング
:52,000円(税込 57,200円)

別途費用
  • ・ガス費用
  • ・乗船費
  • ・施設利用費(必要な場合)
  • ・マンツーマンで減圧ガスを使用する場合、インストラクターの減圧ガス費用
  • ・遠方の場合、インストラクターの交通費および宿泊費

※ 上記の合計金額をお振込み後に予約完了となります。

※ お支払い後の費用の返金はいたしません。ツアー以外の場合、開催の30日前までにお申し出て頂ければ費用無く日程を変更させていただきます。

※ 実施する内容によってガイド費が変動します。詳しくは各トレーニングのトップページをご確認ください。

※ 器材のレンタルが必要な場合、別途費用がかかります。