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お知らせ

07.11

霧島市「下ノ第2洞穴」「大出水の湧水」で協働潜水調査を実施します(7月24日〜26日)

DIVE Explorersは、2026年7月24日(金)から26日(日)にかけて、鹿児島県霧島市の「下ノ第2洞穴」および「大出水の湧水」で、佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)基幹教育科・眞部広紀特任准教授の研究チームとの協働潜水調査を実施します。

下ノ第2洞穴では、研究チームが水中ドローン(ROV)による調査で確認した水中洞窟と、その水底で発見した土器状の物体について、潜水による実測と記録を行います。

これまでの経緯

下ノ第2洞穴は、眞部を中心とする調査チーム『洞窟探査計測シミュレーションプログラムアーカイブ(SPACAEM)』が2025年度に発見・命名した新しい洞穴です。

全長203.7メートル、高低差4.7メートル、4つの空間(チェンバー)が連なる構造を持ちます。

2025年12月の無人ボート型ロボット(USV)による予備調査に始まり、水没部の水中撮影、国際基準(UIS)に準拠した洞窟測量、3D計測を経て、2026年4月26日にROVによる潜航調査を実施。

その結果、洞内の水没部の先に水中洞窟が続いていることを確認するとともに、その水底に古い土器状の物体を発見しました。

下ノ第2洞穴水面

下ノ第2洞穴の洞内の水没部。この先に水中洞窟が続く

今回の調査内容

下ノ第2洞穴

調査内容:水中部の測量/土器状の物体の撮影と地図上のマッピング/ROVの水中拘束時等への対応

下ノ第2洞穴の入り口

下ノ第2洞穴の入り口

大出水の湧水

調査内容:水中部の存在の確認/水中部の測量/ROVの水中拘束時等への対応

大出水の湧水は毎分22トンの湧出量を持ち、地域の生活・観光資源として親しまれてきた場所です。水質・環境に影響を与えない手法で調査を実施します。

大出水の湧水

大出水の湧水での水中部の入り口

なぜ人が潜るのか/協働の目的

水中ドローン(ROV)は、人が容易に立ち入れない水中空間の調査範囲を大きく広げます。一方で、次の2点においては、人の潜水が必要です。

  • 狭い水中空間や濁りの中での繊細な記録・計測は、ROVだけでは完結しないため
  • ROVが水中で拘束されるなど移動不能になった場合、潜水者が救出・回収できるため

ロボットが可能性を広げ、人が確定させる。本調査は、研究者と実務潜水者による相補的な調査手法の実証を兼ねています。DIVE Explorersは今後もこの協働を進め、科学・研究の発展と、調査記録の地域への還元に貢献していきます。

体制

  • 研究チーム:佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)基幹教育科の眞部広紀を中心とする調査・実験チーム
  • 潜水調査:水中探検家・伊左治佳孝(DIVE Explorers)、森裕和
  • 安全体制:潜水計画・リスク評価・緊急対応計画(EAP)を策定のうえ実施します

なお、下ノ第2洞穴の所在地の詳細(経路・座標等)は、文化財保護と安全確保の観点から非公開としています。

【お問い合わせ】

本件については、下記のフォームからお問い合わせ下さい。
https://tech-diving.jp/toiawa